種類 |
産卵 |
幼虫飼育 |
成虫寿命 |
備考 |
国産 |
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国産ヒラタ |
材にもマットにも産卵。材は柔らかめ、マットは発酵マットが良い。水分量を多目にするのがいいらしい 後食後1ヶ月でブリード可能 |
やや湿度の高めのマット。菌糸ビン飼育でもマット飼育でも良い |
2〜3年 |
やや気が荒いので数日のペアリング後、単独飼育で産卵 |
国産ミヤマ |
マットと材の境目に産むことが多い。埋め込みマットは黒土やクワガタ幼虫飼育に使った完熟の微粒子マットなどが良い。水分多目にし材を埋める |
発酵の進んだマットが良い。カブトマットでも問題なし |
2〜3ヶ月 |
暑さに弱いので、25℃以下に保てればベスト。多頭飼育はしないほうがよい。 |
国産ノコギリ |
材に沿って産み付ける。完熟の微粒子マットなどが良い |
やや湿度の高めな発酵マット。菌糸ビンは向いてない |
後食開始から約2ヶ月 |
秋頃に羽化しそのまま1年近く休眠。休眠時はマットを深く温度変化の激しくない場所に保管 |
国産コクワ |
材に産卵する。材は柔らかめ、マットは発酵マットが良い |
通常の発酵マットで良い |
2〜3年 |
過密でなければ♀殺しも殆ど無い為、多頭飼育可能。♂同士は殺し合いもある |
国産アカアシ![]() |
材に産卵する。材は柔らかめ、マットは発酵マットが良い |
通常の発酵マットで良い |
2〜3年 |
ペアで飼育が良い。気温は低めでないと産卵しない。 |
国産カブト |
容器に発酵マットを詰めるだけで産卵する |
腐葉土や完熟したオガクズマット。秋のうちに沢山栄養を与え、3月くらいまで食欲が落ち暖かくなるとまた食べ始める |
2〜3ヶ月 |
蛹室は縦に作るため、蛹化用にケース底を黒土などで固めに詰める。 羽化後、活動開始したらすぐにペアリング&産卵が可能である。 幼虫期間:10ヶ月前後 |
国産オオクワ |
容器に発酵したマットを固詰めし、やや堅く乾燥気味の材が良い。その横を柔らかめにマットを埋め込む。また菌床産卵も可能 |
発酵マットで可能。菌糸ビン飼育で最も大きく成長する |
3〜5年 |
ペアリング・産卵共ペアで飼育しても事故は起こらないが、♀は産卵の為に動物性たんぱく質を摂取するためか産んだ卵・幼虫を摂取することがある。 ただし、産卵するのは羽化した次の年から! |
外国産クワガタ |
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メタリフェル ホソアカ |
マット産みの傾向が強い。容器の7割程度ほど発酵マットを固詰めし上に1〜2cmほど柔らかく発酵マットを敷く マットを斜めにセットする |
やや湿度の高めな発酵マットをあまり硬く詰めない方が良い。菌糸ビン飼育は向いていない。 |
半年〜1年 |
雌雄は仲良く、♀殺しは殆ど起きない |
ニジイロ |
材にもマットにも産卵。材は柔らかめ、マットは微粒子でよく発酵して、黒っぽくなったものを使用するとよい |
マット飼育、菌糸ビン飼育ともに成長する |
1年 |
挟む力はほとんど無いので多頭飼育も可能だが、♀は産卵の為に動物性たんぱく質を摂取するためか産んだ卵・幼虫を摂取することがある。 成熟に時間が掛かる。最低2ヶ月 幼虫期間:半年〜1年 |
パプアキンイロ |
材にマットにも産卵するが、マット産みの傾向が強い。マットはきめの細かいマットでないと産卵しない |
菌糸ビン・マット飼育ともに成長する |
3ヶ月〜半年 |
ペアリングは1週間くらいで終了。 200ccプリンカップで羽化まで可能。 挟む力はほとんど無いので、ペアリング、産卵もペア、又は♀同士は結構争う可能性あり。 幼虫期間:2ヶ月 |
オオヒラタ (スマトラ) |
材にもマットにも産卵。マットは発酵が進んで黒っぽくなった微粒子マット、材は太くて柔らかめ |
やや湿度の高めのマットを好む。マット、菌糸ビンの両方で飼育が可能 |
2〜3年 |
気が荒いので、数日のペアリング後、単独飼育で産卵 幼虫期間:1年前後 |
ダイオウヒラタ |
材産み。太くやや柔らかめの材が適している |
発酵マットか菌糸ビン飼育。発酵マットは相性が悪い死んでしまうことがあるため菌糸ビン飼育の方が確実。 |
2〜3年 |
気が荒いので、数日のペアリング後、単独飼育で産卵 幼虫期間:1年前後 |
ゼブラノコギリ |
材、マットに産卵する |
通常のマット飼育でよい。 |
半年 |
♀殺しが多い種なので、産卵は単独でするとよい。 後食まで2〜3ヶ月かかる ♀が産後の栄養補給に幼虫を食べてしまうことがある。 幼虫期間:♀が約6ヶ月、♂が約9ヶ月 |
アウラタキンイロ |
マット産みの傾向が強く、マットはきめの細かいマット |
菌糸ビン・マット飼育ともに成長する |
休眠が長い。6ヶ月〜1年。活動後2〜4ヶ月 |
ペアリングは1週間くらいで終了。 200ccプリンカップではじめ400ccで羽化。 挟む力はほとんど無いので、ペアリング、産卵もペア、又は多頭飼育も可能。 幼虫期間:8ヶ月 |
インターメディア ツヤクワ |
マット産み。発酵が進んで黒っぽくなったようなマット |
カブト用のマットか、それと同じくらい発酵が進んだマット。 下部は固詰めした方が良いと思われる |
半年弱。 |
♂♀仲が良いがたまに挟むことがある。 幼虫期間:1年半 |
外国産カブト |
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グランド シロカブト |
容器に発酵マットを詰めるだけで産卵する。小型のカブトなのでプラケース中で産卵可能 |
通常のカブト専用のマットでよい。 |
4ヶ月 |
卵は3ヶ月ほどの長い休眠期間があるので、プリンカップなどで管理するとよい。 羽化後、1ヶ月で後食を開始する。 寿命はあまり長くないので、羽化ズレを起こすとペアリングが出来ない 幼虫期間:1年以上 |
ヘラクレス セプテントリオナリス |
マットを固めその中に卵を1個ずつ産む。 マットの木目が細かくて握って塊りが崩れないもの。 |
完熟した添加発酵マットに菌糸の食いカス |
1年 |
♀は後食を開始して1ヶ月以上で成熟 幼虫期間:?? |
ボアスサイカブト |
あまり固詰しないマットに産む。 特に難しくない。 |
完熟した添加発酵マットに菌糸の食いカス |
?? |
羽化後2週間くらいでブリード可能 幼虫期間:3〜4ヶ月 |
ヘラクレスヘラクレス![]() |
マットを固めその中に卵を1個ずつ産む。 マットの木目が細かくて握って塊りが崩れないもの。 |
暑さ寒さには弱くないが、マットの再発酵の酸欠死が多い。 10度以上あれば落ちないが成長はしない可能性有り 暑い場合は細かい材を入れたりしてマット通気性をよくする。材飼育も可能。 |
1年 |
♀は後食を開始して1ヶ月以上で成熟 幼虫期間:約1年 |